法律について

刑罰になる行為の要件とは何でしょうか

法律は、大きく民事法と刑事法に分類されます。
分類が難しい法令は公法や行政法と言われます。
このうち刑事法の基本は刑法典です。
刑法には、総論と各論がありますが、一般的に刑法と言うと犯罪の類型が示されていると考えます。
しかし、総則には、犯罪の類型だけでは刑罰の対象にならないことが定められています。
刑罰に値する行為は、構成要件に該当している、可罰的違法性がある、行為主体に責任能力があるという三要素があると言われます。
構成要件該当とは刑法典の各論に示されている行為を行うことです。
可罰的違法性とは、その行為が反社会的行為と考えられることです。
刑法典に示されている犯罪は違法性がある行為だと推定されます。
可罰的とは、その行為が刑罰に値するほどの違法性があることです。
違法性が無い場合は刑法典に示された行為でも犯罪とはなりません。
正当防衛などが考えられます。
さらに行為者が自分の行為が犯罪であると認識している必要があります。
つまり、自分の行為に責任が持てて、刑罰を受けた認識がないと刑罰の意味がないわけです。

Copyright© 法律 All Rights Reserved.